大人の会

2023年の大人の会、11月19日(日)に行われました。

もはや11月の恒例行事となってきましたこの発表会、2016年に初めて開催し、今年は8回目となりました。

コロナ真っ只中の2020年だけはコーラスこだちの参加はさすがに見送られ、ピアノだけの発表でしたが、その後はいつも通り復活、今年はついにマスクも外して歌いました。

参加の皆さんはピアノもコーラスも、“いつものメンバー” で、長いことレッスンを続けている方ばかりです。まずはそのように続けていること自体が素晴らしいと思います。しかし、今回の感動はそれだけではなかった! それは全員の演奏の素晴らしさでした。

ピアノの方々は、弾く曲がどんどんレベルアップしていることもありますが、それだけではなく自分なりに音楽的な表現も気をまわしているのが伝わるのです。長く習っていることが生きているんだと感激しました。

コーラスも響きが一体となって、とても6人とは思えない迫力がありました。聴いている人の心に届いたのか、”心の瞳”に涙する人も…。

とても良い音楽の会となりました。良いパフォーマンスを目指して継続すること、その先にあった充実と感動と幸福の日だったと思います。音楽の醍醐味です。こだち大人部、万歳!✨🙌

合唱のつどい

横須賀市には、合唱文化発展を目的に設立された「横須賀市合唱団体連絡協議会」があります。会員同士が合唱を通して心を溶け合わせながら、“合唱の街 横須賀”を創造しようと活動をしているのです。

そしてなんと、我がコーラス教室のコーラスこだちが、今年その合唱連に加盟して「市民合唱のつどい」に参加してきました!

正式に所属しているメンバーは直前に5人と減ってしまい、少なすぎる人数😓……そこで助っ人一人に加わってもらい、指揮者なしで先生も歌うという強硬手段でなんとか頑張ることにしたのでした。

皆さん本当によく頑張って、とてもとても立派にやりきりました!👏👏伴奏している私は練習と変わらずよく歌えていると思いましたが、後から聞いたら皆さん、とても緊張して上手く歌えなかったと落ち込んでいましたね。でも録音を聞いてもとてもきれいに歌えているではありませんか!素晴らしかったと思います。

始まった当初からずっと人数は少なく、まさか連盟に加盟して大きな舞台で歌うなど思いもせず、そぐわないことだと思い込んでいました。でも、何年も続けている間に、少人数でも美しいハーモニーを奏でられるようになってきているという確信が生まれてきたこと。そして「合唱のつどい」が団体の自由を受け入れていたこと、などが背中を押して、指導の先生が思い切って提案して実現したのです。

参加して本当に良かったと思います。いろいろ気づくこともありました。反省もありました。それは次に進むモチベーションになります。また頑張って続けていきましょう🎵

ゴイェスカスの壁

発表会の前、4月23日、今年度のスペイン音楽ピアノ演奏講座修了コンサートに出演しました。

曲を選んだところから今回はまずいことをしてしまった、と思っていましたが引き返せず、超難関曲に突っ走ってしまいました💧

グラナドスの最高傑作と言われる、「ゴイェスカス」より、ロス•レキエブロスと嘆きまたはマハと夜鳴き鶯。

特にロス•レキエブロスは最後までたどり着くのに何ヶ月かかったことか。こんなに必死に練習したのは自分史上初めてかもしれない😅 とにかくいろんな面で良い経験を積むことが出来ました。そのうちの一つは、終わったら振り返らず前へ進むこと😆

というわけで、次にはショパンのピアノ協奏曲第一番のオケパート。そしてモンポウを頑張ります。

ライフワーク

4月の話ですが。

私、スペイン音楽ピアノ演奏講座、というのを受けておりますが、昨年2021年度は受け始めて10年という記念の年でした。講座は5月〜翌年の3月で一区切りなので、今はもう11年目の講座に突入しております。

そして、その年の講座が終わると4月に修了コンサートをやっています。そのコンサートも10回目ということで、この前の4月17日に行われたのでした♫

すっかりその報告もせずに、記念なのにスルーかよ、と自分で突然気がついて。(^^;)せっかく素晴らしいコンサートだったのに(あ、これは見に来てくれた友人の率直な感想)、このまま忘れてしまってはいけない、と今になって振り返ってみます。m(_ _)m

テーマはアルベニスの「イベリア」でした。彼の作品の中でも最高峰の傑作!何年か前は、自分に弾けるわけない、と拒否の感情が先に立ってしまい、まともに聴くことすらしなかった…しかしついに!飛び込んでみることになり、どんどんその曲の魅力にハマり込みました!この経験は嬉しいものでした✨

私は「エル・アルバイシン」という曲を選びました。先生が取り掛かりやすい順に示して下さった一覧から、もちろん一番弾きやすいものだったから。それと、しょっちゅう出てくるモチーフのメロディーが、「〇〇サーン」と私の上の名前を呼んでるみたいに聞こえる!という講座仲間の言葉に乗っかったのもあります(^^)

ホールが良かったことも大きいかもしれませんが、本当に初めてくらいに、落ち着いてほぼ思い通りに弾けた本番でした。これも素直に嬉しい経験です。このところ身体も前より力まなくなり、ポンコツのお手手をそれなりにコントロールする意識とすべもついてきました。だから心が音楽に集中出来たのかもしれません。揺禅の効果…? があるのかはまだ確信ありませんが、演奏には身体が大事なのは確かです!

もう一つ確信したのは、このコンサートは、決して一般受けをする内容ではないけれど、芸術を伝える素晴らしいものだということ。下山先生の分かりやすく深い解説と、それぞれが真摯に作品の表現に向き合った演奏。エンターテインメントではないのです。でも、それこそ聞き応えがあって楽しいに違いありません。

10年経って分かる価値ある活動をして下さっている下山静香先生には、改めて感服いたします。自分もこの勉強をライフワークとして真摯に取り組んでいきたいと思います。

5月の例会

下書きのまま時間が経ってしまって💧まあいいか。

先日の日本スペイン音楽学会の例会は、とても興味深かった。

グラナドス自身の演奏が私たちに伝えてくれるもの、についてのお話。

ピアニストとして楽曲に向き合った時、どのような演奏をするべきか。いつの間にか、こうあるべきというような“正統性”に囚われ過ぎてこなかったか。ある名演をお手本のようにすることがまるで正しいように、それこそがスペイン的であるかのように思ってしまっていないだろうか。

グラナドスの演奏は、もう少し自由でおおらかだったりロマンティックだったりテンポも遅かったり。でも、とても素敵だ。そこから学び取れるもの、演奏に生かせるものはないか?もっと多様な表現はないだろうか。

要約するとそのような内容だったかと思う。とてもとても耳の痛いお話である。グラナドス作品に限らず、巨匠と言われるピアニストの演奏を聞いて、こうすべきなのかな、と何も考えず寄せてしまうこと、すごくある・・・そして寄せただけで終わってしまったり、模倣が目標になってしまったり。〇〇はこうあるべきでしょう?みたいな考え方から抜け出せなかったり、よくしてたと思う...

幸い、色々な感動の経験を積んで年を重ねるとアタマも柔軟になってくるもので、今はこうしなければならない、という考え方はずいぶん無くなってきているが。

でもいつも気をつけて心に留めておきたいと思う。表現の仕方は決まった正しいものがあるのではないということ。演奏者一人ひとりが考えて作る音楽がないと、良いものにならないこと。

そんなことを考えさせてくれた講義でした。

サークル弾き合い会 8Kスタジオ

大型連休初日の4月29日(祝)、サークルリトルクラヴィーアの弾き合い会が行われました。

今回は地域のコミュニティーセンターではなく、外部のホールを使用しました。コロナがあったので前回のモントン以来、久しぶりでしたね。

金沢八景のパン屋さんの5階にある8Kスタジオです。ピアノは宮川久美さん愛用のスタインウェイB型。よく鳴るピアノ、よく響く会場でした。しかし、ピアノの違いに戸惑う方も多かったかも。。。それでも一生懸命ピアノに取り組んでくださる姿に、伝わるものがあるのですよ。皆さん素敵でした♡

いつものサークルメンバー+ビジターメンバーで、19組。最後にはゲストとして、横須賀中の音楽ファンが見守る若きピアニスト、高梨壮一郎くんが力強い演奏を披露してくれました。なんて豪華な弾き合い会♪✨高梨くんのまっすぐな誠実な演奏、素晴らしかったです。これからの活躍を心から応援します。

私は4/17の本番で弾いたグラナダをサラッと。

主催のピアノ先生仲間のNさん、Iさん、ご準備ありがとうございました。

発表会

先日2022年4月24日、ピアノ発表会でした。

だいぶ慣れてきたのだなと(今か⁉︎)思いました。自分の生徒だけではなく、こだちの教室と一緒に、講師の先生方と一緒にやる発表会の進め方にやっと慣れたのです。遅いぞ!

2022年てことは、追浜の自宅でピアノ教室始めて最初の発表会から20年。そうだったのか〜。これも気付くの遅いぞ!

今回初めて、はまゆう会館を使わせていただきました。結論、良かった!ヤマハのピアノも弾きやすかったし、ホールも明るい雰囲気、生徒さんに広い楽屋を使ってもらえるし、舞台裏のおにーさんもさりげなく頼もしい。

自分の生徒のみの発表会だった頃には入れていたゲスト演奏のコーナー、これを復活できたのは嬉しかったです。コロナの影響で生徒の連弾やアンサンブルをやらなくなったおかげでもあるわけで、何がきっかけで理想に近づくか分からないものです。

コロナをキッカケに変わったもう一つのことは、会を午前午後2回、20人くらいずつの人数で行うようになったことです。そのため生徒たち、当日はぶっつけ本番リハーサルなし!でもリハーサルなんて必要なかったな〜と思います。お家で直前まで練習頑張るのだよ、と追い討ちをかけやすかったりして(笑)。

ゲストは、打楽器奏者の音大生と作編曲家の母娘ユニットPer Pirさんでした。マリンバとカホンを持ってきて下さり、子どもたちの心を掴むような二曲をご披露下さいましたよ。違う楽器が入ると雰囲気に変化があって良かったです。みんな楽しんでくれたかな?

ショパンコンクール

ショパンコンクールが終わりましたね。

この5年に一度の世界最高峰のピアノコンクールで、日本からは反田恭平さんが2位に入りました!そしてもう一人小林愛美さんが4位に入賞しました!おめでとうございます😀🎉素晴らしい〜✨

今のご時世、配信の技術がどんどん進化していてありがたい限りです。リアルタイムでライブを見ることもできるしアーカイブでいつでも見返すこともできるので、ここのところ家事をしながらイヤホンでずっと聴いています。

みんな上手くて、上手い人の演奏を聴くのが本当に楽しく幸せです。それぞれが個性的な音楽を奏でていて、それぞれに魅力があります。それにコンテストたちは何年もかけて渾身の思いで準備してきているのだから、その気迫が伝わるのです。もう応援せずにはいられない。

その中で自分の”推し”も出てきて、言葉には語れないその良さを味わい、同時に自分の良しとするもの、感性を動かされるものが明確になる感じも楽しいのです。審査とはなかなか一致しませんけどね。

ただ、ピアニストの青栁いづみこさんのレポートによると、実際の会場と配信で聴いた演奏とはずいぶん違って聞こえる部分もあるそうです。実際には左右のバランスの悪さやペダリングが多い、音が割れるなどの欠点は配信では全て解消されていた、というのです。

なるほどなるほど。やはり演奏は生モノですね。いつか現地でショパンコンクールを生で聴いてみたいものです。

ハッピースマイルコンサート♪

3月28日(日)に、Piano アン・ドゥ・トロワでミニコンサートを行います。

初の試みで、生の音楽を聴きたくてもなかなか足を運べない方向けのコンサートです。

声を出しても、動き回っても、車椅子でも大丈夫。みんなで音楽を楽しみましょう。

音楽はやっぱり元気のもと! そしてみんなのもの♪ 生の音は、その空間も豊かにしてくれると思います。


ご興味のある方、予約をしたい方はコメント欄にメッセージを下さい。

このようなインクルーシブ・コンサートは、広げていけたら素敵だなと思います。今回は都内での開催ですが、横須賀のほうでもいつかやってみたいです^^

インスタライブ♪

横須賀の馬堀海岸駅にある素敵なカフェ、「Space and cafe Monton」(スペースアンドカフェモントン)、ご存知ですか?

ピアニストでもある増田美穂さんがオーナーで、グランドピアノがあるカフェです。モントンではいろいろな音楽のコンサートがしょっちゅう行われています。

お店の雰囲気がとても心地よく、お茶もとっても美味しいです。

そのモントンでは今、コロナ禍の緊急事態宣言のために大変な思いをしている方々のために、また音楽の炎を消してはいけないという思いから、毎日30分のミニコンサートを届けようという試みをしています。『モントン音楽のある風景』

その場で生演奏を聴くほか、インスタグラムで生配信でも見られるのです。

そして、私の組んでいるピアノユニット、Piano アン・ドゥ・トロワも、1月26日(火)に演奏してきました。

https://www.instagram.com/p/CKfu17JjDO3/

とても楽しい時間でした。私たちが元気をもらいました。よかったらご覧ください。