うちのネコ、ひも状のものを見ると噛み切りたくてしょうがない。
洋服のウエストについてるひもとか、エプロンのひもとか、荷造りのスズランテープとか、買い物袋の取っ手の部分とか。
気を付けてはいるのだが、うっかりピローンと垂れ下がっていたりすると、くちゃくちゃ噛んで当然呑んでしまふ。ウンチと一緒に出てくるときもあるが、だいたいあとでウェーっとやって吐き出す。
その日も朝ごはんを食べてパトロールして、気に入った場所でゆっくりしていたのですが、、、突然けほっけほっとし始め、吐いてしまった。
またやったなーと思ってお片づけするだが、怪しいものが見当たらない。毛玉もない。なんで吐いたかな?と不審に思っていたら、その後、続けて2回、3回と戻してしまうし、そのうちだんだん元気もなくなって食欲も無く、しゅんと小さくなっている。
これはおかしい、と翌日病院へ。
例によってキャリーバッグから一歩も出られない臆病者である。(^_^;) 全力で踏ん張って出てこないネコに先生は優しく、出たくないの?いいよいいよ、といって後ろから触って診察や注射をしてくれた。
この気候による単純な胃腸炎でしょう、とのこと。その日は一日絶食を命じられ、とは言っても本ネコ全く食べたくもなく難しいことではなかったので、ひたすらか弱げに見えるネコをいたわるのみ。普段ネコにとっては迷惑なちょっかいばかり出している我が息子も、この時は「もういぢめるのやめる」と言って優しくしていた(- -;)
兎にも角にも弱々しく部屋の隅でまるくなる姿はかわいそうで、これまたかわいい・・・
つづく