♫Piano アン・ドゥ・トロワ コンサート♫

11月20日(日)、こだちにて、Pianoアン・ドゥ・トロワの陽だまりコンサートが行われました。

事前に告知もせず、終わってしまってからの報告で、すみません(- -;)

演奏した側からいえば、本当に楽しく充実した時間を過ごさせていただきました。

程よい緊張を抱えてはいましたし、今までの合わせの中でベストだったかといったら、思わぬほころびがあったりして、なかなかそうとは言い切れません。けれども、聴きにきてくださった皆様に、直接フレッシュな音楽をお届けできたかなと、感じています。ついでに私たちの空気までも一緒に届いてしまっていると思いますが(^^;)、それを含めて文字どおり、共に楽しむひとときを作ることができたのかもしれません。

3人が作る音楽としては、もう少し練れていたらよかったな、という反省はありますので、さらに進化、熟成を目指して頑張りたいと思います。

何よりも、温かい気持ちで聴いてくださった皆様に、感謝申し上げます。ありがとうございました。

遅ればせながら当日のプログラムのご紹介です。

img_0400

作曲家のお国当てクイズにはオリジナルのシールを作ってみました。

img_0401

鶴巻温泉パート2

今日はまた、鶴巻温泉に行ったのである〜。

この前は駅前の手湯だけだったが、ちょっと行くとこんな温泉施設と足湯が。

img_0389

そしてお持ち帰りできる温泉の出る蛇口。しっかり持ち帰って息子のアトピー肌にかけてやる〜!

img_1065

おっと、温泉に行ったのではないのだった。鶴巻温泉駅で待ち合わせて秦野市文化会館へ。”秦野青少年音楽祭”に出演する小学5年生のチェロ男子、本番の日です。

img_0385

サンサーンスのアパッショナータ、本番はいい演奏してました!本人も終わった後はいい笑顔でした。これでゲーム買ってもらえる!^^

いやいや、そっちじゃなくって・・・え、当たり?

幸せなひととき・・・

10月2日、高校時代のクラクメトのフルートリサイタルに行ってきました。伴奏者もクラスメイトです。意外にこういう組み合わせはなかったので、すごく懐かしく嬉しく、ワクワクした気持ちで行きました。

そうしたら、想像を超えてほんとにほんとに、こんな演奏会は人生初めてというくらい、素晴らしかったんです!

奏でられる音は柔らかく優しく、音楽が生き生きと流れていきました。そのフルートを、何もかも理解してぴったり寄り添う伴奏!ここまでフルートとピアノが一体となれるんだと感動しました。

もっとたくさんのことがあるのに、言葉で表しきれないのがもどかしいです。

こんなにも渾身の思いで作ってきた音楽を私たちに聞かせてくれて、幸せな気持ちにさせてくれて、本当にありがとう!素晴らしかったです。

そして、音楽だけでなく、合間に入ったおしゃべりも楽しくあたたかく、ドレスもセンス良く曲に合わせて、とても素敵でした。

集まった高校時代の友人たちみんながきっと、目に見えない宝物を共有して、目に見えないけどその価値を分かり合って、帰った日だと思います。

 

チェロ男子

7月10日に秦野市主催の音楽祭のオーディションを受けたKくん、見事合格しました。

おめでとうございます。よかったよかった^^

本人は、またあのホールで弾けるんだ〜と言って大喜びしていたらしいですが、喜ぶポイントがそこ、て大物っぽいですな。

オーディションは途中でカットでしたが、今度は本番、1曲まるまる弾けますね。楽しみですね〜。私もまた伴奏、楽しませていただきます。

鶴巻温泉で

鶴巻温泉で温泉に入った・・のではありません。

秦野市の鶴巻温泉に住む、知り合いの息子(小学5年生)が、秦野市主催の音楽祭に出たいとオーディションを受けることになり、私は伴奏者でオーディションに行ってきました。会場は秦野市文化会館。

まあその環境がなかなか素晴らしくて!広〜い敷地に文化会館だけでなく図書館も総合体育館も、野球場やらカルチャーパークとやらまでどどーんと広がっていて、見渡せば山々がとても近くて、一緒に行った友人が言うには、「長野みたい」だとか。本当に緑が濃いのが眩しかった!それだけでワクワク度上昇、やたら早く着いてしまって会場開いてないのも大丈夫〜という気分でした。

で、その息子くんはチェロを弾くのです。熱心なママに支えられて、小さい頃からずーっと、ぽや〜んとしながらも(失礼^^;)きちんときちんと続けてきたようです。私は久しぶりに子供の伴奏をさせてもらって、大人と共演するのとは違う楽しさを感じていました。懐かしい感じ、というのも変ですが、古典の作品をきちんと演奏することって、一番最初に音楽に本当に向き合う時だったんだな、音楽にとって、すごーく大切なことを身に付ける時だったな、と思ったのです。だって、このテンポ感や和声感て、半端ではダメで、たくさんたくさんやって覚えてきたように思うのです。

そんな古典を弾く彼を下から支えるような、背中を小指で押すような気持ちで伴奏しました。受かるといいですねー。

帰りは秦野で初コメダ。

噂は聞いていたけれど、なんでもサイズがちょい大きめ。あと、飲み物を頼むとおまけの豆が付いてくるというのが嬉しいです。

4人でそれぞれメインを食べたあとに、コメダといえばこれでしょう、と売りにしている「シロノワール」なるものに挑戦してみました。ちなみにこれでミニサイズ。美味しかったです。

IMG_0328

その後、かなーりお腹いっぱい状態で、鶴巻温泉駅まで車で送ってもらって電車で帰ろうとしたら、駅前の広場にこんな手湯が。IMG_0130

一応温泉にさわって、すっかり小旅行気分の1日でした。

 

2016年 今年もよろしくお願いします

あけましておめでとうございます。

昨年は後半力尽きてサボってしまったブログ、今年はもう少し気合入れて頑張らなくては。

早速ですがいろいろと音楽関係のお知らせを。

*1月30日(土)東京の王子で、Piano アン・ドゥ・トロワ のコンサートがあります。昨年は地元の追浜で結成記念のコンサートをさせていただきました。今回は、ぴあのカフェシリーズとして1ドリンクとともにいろいろなピアノの演奏を楽しんでいただける内容です。是非足をお運びください。

場所:北区北とぴあ14 Fカナリアホール 15:00開演(14:30開場)

前売り1000円(当日1500円) 1ドリンク付き

*2月27日(土)横須賀ベイサイドポケットにて、自宅ピアノ教室とこだち音楽教室の合同ピアノ発表会を行います。生徒さんたちは現在、一生懸命練習に励んでいます!

*3月6日(日)追浜の音楽ホールこだちにて、スプリングコンサートが開かれます。歌とピアノのコンサートです。こだちでコーラスを習っているコーラス団体の発表、先生の独唱、ピアノ演奏など、身近に楽しんでいただければと思います。最後はティータイムでお話ししましょう。

合唱の季節

日曜日の中秋の名月、翌日のスーパームーン、素晴らしい輝きでした。1年に何度も満月はあるのに、やっぱりこの時期の満月は格別ですね。秋だな〜としみじみ。

そういえば爽やかな風、金木犀の香り、空き地のススキ等々、おっ、と思うことが次々にありました。ちょっと嬉しいんですよね、秋って。

秋といえば、中学校では合唱の季節。また今年も伴奏を引き受けて、俄然がんばるK君。クラス合唱と学年合唱と、2曲練習しています。学年合唱の「海の不思議」は平吉毅州先生の作品なので、ピアノが難しい! でも本当に良い曲です。大変だけれども、乗り越えたらきっと一つ上手くなるからね。

塾が大変でピアノは辞めてしまったけれども、伴奏のために短期でレッスン受けに来たMちゃんの「大地讃頌」も懐かしい! ついつい横で歌ってしまいます。

そして我が家の息子も、なんだかんだと3曲も弾く羽目になって、もう気が気でない。松下耕の「信じる」、「ヒカリ」、大熊崇子の「さくら」。

楽譜を見ながらなんて弾けませんから、全部覚えるのです。譜読みだけでも大変な労力・・・

もう、とにかく皆がんばれ〜。きっと力になるからね。

お手伝い♫

先日、友人Fちゃんの発表会のお手伝いに行ってきました。私は司会進行でした。

手作りの心のこもった発表会でした。ご自身の3歳のお子さんを抱えながら、生徒さんたちもまだ小さい子たちが多く、まるで子沢山の母親のように動き回り、本当に大変だったかと思います。

毎回、私にとっては新しい、刺激になることをやってくれるので楽しみにしているのですが、今回は、オープニングで、”カップス”という、プラスチックのコップをテーブルの上で音を鳴らしたり滑らせたりして操り、手拍子などと組み合わせて披露する、リズムの演奏をしていました!とっても面白かったです。

あとはマリンバのゲスト演奏!楽器としての大掛かりさにはびっくりしましたが、近くで演奏を聴けるなんて、めったにない機会で、私を含め、みなさん喜んだでしょう。

やるとなったら準備がいろいろ大変なのに、それを取り入れようという発想、バイタリティー、本当に見習いたいなと思います。

スペイン講座

また今年も、下山静香さんによるスペイン音楽演奏講座が始まりました。

2012年開講で今年はもう4年目!早いなあ。

アルベニス、グラナドス、ファリャ、モンポウと、スペインの作曲家たちのそれぞれの魅力を勉強してきました。今年の前半は引き続きモンポウから入ります。前年度かなり苦戦してなかなか馴染まなかったモンポウ。最後の最後でようやく慣れてきたかな?という程度だったので、もう少し続けて頂くことに。今度こそもう少し真面目に練習しなくては!

一般にはあまり知られていませんが、一度聞くとハマってファンになる人も多いようです。私も講座を受けるまでは全く知らずにいて、難しい現代曲の分野かと思っていたほどでした(^^; でも違いました。むしろとてもシンプルな音楽で、でも響きが独特で美しいのです。ふと目にした風景の美しさ、聞こえてくる音、それらによって湧いてくるほのかな感情、を響きで表現するような音楽です。

是非一度聞いてみてください。

 

村方先生を偲ぶ

村方千之先生というのは、私が音楽に開眼するきっかけを与えてくれた、偉大な指揮者先生です。残念なことに昨年12月に旅立たれてしまったのですが・・・

今日は、先生を偲ぶ会があり、多くの門下生とともに、生前のたくさんの思い出に浸ってきました。

指揮法のレッスンに通い、真の音楽が先生の指揮から生まれ出てくる時の、なんとも言えないわくわくした気持ち、探していたものが見つかったような、これだ、という確信。その時初めて、音楽によって震えるような感動をしました。そして、ここに音楽をやる意味がある、と分かった瞬間でした。

ずっとピアノをやっていながら、ただただミスをしないだとか、強弱をつけるだとか、外側の形を整えるだけの演奏しかできていなかった私でした。小手先だけの演奏に、自分でもこれのどこが魅力なのかと分からないでいました。でも、先生のレッスンを受け、先生語る言葉と音楽に触れるうちに、魂の宿る音楽がこの世に存在すること、魂の宿った音楽がいかに人の心に響くか、心に響く体験がいかに人生にとって大事か、身にしみて感じることができました。

肝心の、魂の宿る音楽をどのように作り出すか、というところは、一生かけてもできるかどうか・・・難しいところです。今なお奮闘中です。現実問題、最低限、形を整えて終わらせなければならない場面も多々あります。ピアノは演奏する技術が本当に難しいため、自分の能力的に、外観を整えるだけで精一杯だったりもします。

しかしそれでも、いつでも精神は原点に帰り、シンプルに、魂を宿すことのみである、それこそ音楽であると、心に留めておきたいと思います。

村方先生、本当にありがとうございました。