と言ってももちろん音楽の話です。
今回の演奏講座のテーマは中南米クラシックだったので、久しぶりにヴィラ=ロボスさんをやりたくなって。ショーロス第5番を中心に、Guia Pratico から「ヴィオラの弦に乗って」と、ほとんど知られていないメスキータという作曲家の「バトゥーキ」を組み合わせて弾きました。
どちらもブラジルの作曲家です。
弾くこと自体はそんなに難しくないのだけれど、聴くに耐える、自分が納得する音楽にするのが本当に難しかったです。あちらの方々の土着のリズムは譜面には表せないんだな。微妙に空間を長く取ったり、でもはみ出さずに一定に流れるものもありつつ、遊びを入れた茶目っ気のあるリズム感…
もうどうやったら良いのか分からないのです。とりあえず、素敵な演奏を聴いて真似する。でも録音してみると何かがカッコ悪い。あーでもないこーでもないと試行錯誤を繰り返し、必死に取り組んでおりました💧
あぁ、もっとサクッと習得して他の曲もどんどんやれる力があれば良いのに。
そして本番が終わりましたが、悟ったのは不器用に一曲ずつあがくのが自分のやり方だということでした。あがいた分は確かに何か得た感触があり。
というわけで、のろのろと修行は続きます〜